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【第37講座】運命を変える力

【第37講座】運命を変える力

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水野南北(みずのなんぼく)という人物を知っておるかね? 

水野南北は

“人相を観ることでは日本一”

と言われていた江戸時代の観相家じゃ。 

南北は子供時代に複雑な家庭環境で育ったために性格は荒れ、10歳の頃から酒を飲み始め、ケンカに明け暮れておったという。

そして遂に、酒代欲しさに悪事を働いたことで捕まり、18歳で牢に入れられてしまうのじゃ。 

そこで南北は

“牢の中にいる罪人の人相”と

“普通に生活をしている人の人相”

に明らかな違いがあることに気づいた。

この気づきが、後の運命の分かれ道となったのじゃ。 

牢を出た南北は、すぐに当時大阪で評判の高い人相見を訪れ、自分の人相を観てもらうと

「剣難(けんなん)の相で、あと一年の命」

と告げられたのじゃ。 

「助かる方法はあるのか?」

と南北が問うと、人相見は

「唯一の方法は出家である」

と言う。 

次に南北は禅寺を訪れ入門を請い願う。

しかし、南北の“悪人顔”を見て驚いた寺の住職は入門を断わるつもりで

「向う一年間、麦と大豆だけの食事を続けることが出来たら入門を許そう」

と南北に告げた。 

そして南北は「浜沖仕(はまおきし)」と呼ばれる港湾労働者として働きながら、助かりたい一心で一年間、麦と大豆だけの食事を徹底して実践したのじゃ! 

一年が経過し、再び禅寺への入門を請う前に、大阪の人相見のところに赴いた。

すると、この人相見は、南北の顔を見るなり驚いて、

「あれほどの剣難の相がすっかり消えている。あなたは人の命を救うような、何か大きな功徳を積んだに違いない」

と言った。

南北は、“麦と大豆だけの食事を一年間貫いた”ことを話すと、それが陰徳を積んだことになり、彼の凶相を変えてしまったと言うのである。 

まさに、“運命を変える力”は食にもありじゃな。

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